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2020年衣・食・住キャンペーン 第1回

衣食住キャンペーンとは?

若者目線のお洒落な切り口から、熱中症対策を取り入れた2020のライフスタイルをカエルプロダクションメンバーが若者に提案する企画です。

              

1週は衣服にまつわる話

今週はお洒落な涼しいファッションアイテムを紹介していきたいと思います。

 

そもそも、読者の何を基準に洋服を選んでいますか?筆者は完全にデザインです。しかし今年の夏はマスクもしなければならないし、暑すぎてお洒落など二の次になってしまいそうです。そのような状況でも、お洒落は忘れたくない筆者は考えました。暑さを忘れて、お洒落を忘れない方法がないか。結果、「涼しい素材を知ることで、暑さを我慢することなく、お洒落を楽しめる」という考えに至った次第です。

 

ということで、記念すべき第1弾の投稿は、涼しい素材特集です!

 

涼しい素材とは?

人の感じる涼しさとは何でしょうか。多くの方は、①温度を下げることをあげるでしょう。もう一つ大切な要素があります。②湿気をとることです。この2つの要素を踏まえて「速乾性」、「吸水性」これに加えて、使い勝手において重要になる「耐久性」、これら3点から各素材を評価していきます。

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代表的な衣服の素材

①リネン 7

亜麻科の一年草、紀元前8000年頃にティグリス川、ユーフラテス川の辺りで、使われ始めた人類最古の繊維。「純潔」の象徴とされ、ギリシャローマ時代には上流階級の人々の間で愛されてきました。

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「速乾性」◎(3点)

発散性や通気性があり、繊維組織に中空構造を持つため、速乾性は抜群。梅雨の湿気の多い時期に用いられることが多い理由もここにあります。

 

「吸水性」○(2点)

コットンの4倍、シルクの10倍と水分を多く吸収すると言われています。カーテンなどによく用いられるのは、お部屋の湿度を調整してくれることが理由です。

 

「耐久性」○(2)

水に濡れるとさらに強度が増すという特性を持っており、コットンの2倍の耐久性があります。繰り返し洗濯してもすぐには型が崩れない夏の強い味方です。

 

②コットン 4

アオイ科ワタ属の多年草の総称で、木綿は種子の周りに付いております。インド亜大陸の北西の広大な領域(現在のバングラデシュと北西インドの一部)で発達したインダス文明の住民によるものです。歴史の授業などでも、プランテーション、イギリスの産業革命など多く登場します。安価で、幅広い用途で扱われております。

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「速乾性」△(1)

吸湿性がよいことが裏目に出て、速乾性は低いです。また、保水力が高いため、乾きが遅いです。吸った汗が乾かず、匂いの原因にもなってしまいます。

 

「吸水性」○(2)

吸水性は抜群です。天然繊維である綿の断面は、数珠状の丸がたくさん並んだ形をしています。この丸の中心が空洞になっており、 化学繊維に比べて水分をたっぷり吸収します。

 

 「耐久性」△(1)

伸びが少なく生地に負担がかかりやすいです。また、タンパク質が付着したまま落ちにくい性質があり、例えば食べ物などによるシミがつき易く、落ちにくい。汗による黄ばみも同様です。またタンパク質はそのまま雑菌のエサとなってしまいます。

 

③テンセル 7

木材等のパルプが原料で、1988年に誕生した比較的新しい素材です。地球に優しいエコ素材としても人気があります。肌触りがよく肌着によく使われます。

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「速乾性」◎(3)

保湿性や湿性、速乾性が高いので、吸い取った汗がすぐに乾くので暑い夏場には最適です。

 

 「吸水性」◎(3)

木材等のパルプ素材が原料となっているため、汗をよく吸収します。

 

「耐久性」△(1)

摩擦に弱いです。洗濯機を用いた洗濯には向いておらず、扱いづらいです。テンセルは、木材であるパルプを原料とする植物性由来の再生繊維です。そのため、虫食いやカビのダメージを受けやすくなっています。

 

④レーヨン 6点

絹に似せて作った再生繊維であり、昔は人絹(じんけん)と呼ばれていました。レーヨンは光線(英:ray)と綿 (英:cotton) を組み合わせた言葉です。他にもフランス語で「光るもの」という意味もあります。

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 「速乾性」○(2)

コットンよりは乾きが速いものの、ポリエステルなどの化学繊維よりは速乾性に劣ります。

 

「吸水性」◎(3点)

 木材パルプを原料としているため、吸水性には優れております。

 

「耐久性」△(1)

濡れると強度が1/3に落ちるため、たくさん汗をかくシーンでは不向きです。また、水ジミも出来やすいです。洗濯で縮みやすい事も難点です。

 

ポリエステル 7

1941年にイギリスの化学者John Rex WhinfieldJames Tennant Dicksonによって最初に発明され、1970年代に人気が出ました。ファッション、デザイン、インテリアに使用される現代で最も人気のある生地の一つと考えられます。

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「速乾性」◎(3)

繊維の中に水分が入り込まず、水分率がほとんど0に近いため、水や汗が生地に触れたときにすぐさま拡散して蒸発します.

 

「吸水性」△(1)

速乾性に優れる反面、繊維に水分が入り込まないため、吸水性はいまいちです。

 

「耐久性」◎(3)

ポリエステルは非常に耐久性があり、多くの化学物質に耐性があります。形状記憶性があり、シワになりにくいです。ポリエステル生地はお手入れが簡単で、自宅で洗濯や乾燥が可能です。

 

まとめ

総合評価順に行くと、7点のリネン・テンセル・ポリエステル、6点のレーヨン、4点のコットンとなりました。どの生地もそれぞれの強みがありました。シーンごとに生地から服を選ぶ事で、快適な夏を過ごせるのではないでしょうか?次の記事からは、この知識を踏まえて商品紹介していきたいです!

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